妻は今日も食欲がないらしい。
昨日は便がかなり出たし、体調が悪いわけでもないらしいんだけど・・・。
食べられないせいか「元気出ない気がするなー」とのことだ。
食欲はないが、リハビリはちゃんとできたらしい。
「今日も売店に行ったり、車いす上で90度になる練習をしたりした」とのこと。
かなり疲れたみたいだ。
えらいえらい。
今日は、病院に行ったときに食欲がでない件を看護師さんに相談した。
すると、「今までは気分が上がったり、食欲が湧いたりするような薬を飲んでいたけれど、調子が良くなってきたので、そういった薬を少しずつ減らしている」とのことだった。
確かに、今まで異様に食欲があったのは、そういうことなのか・・・と納得。
でも食べてもらわないと困るよなあ。
看護師さんとの話が終わると、先生からも「話がある」と呼び出し。
先日のMRIの結果発表だ。
先生によると「脳への転移はみられない」とのこと。
「肩甲骨の位置の脊髄に圧迫がみられ、これが体幹が麻痺している原因であろう」とのことだった。
「その脊髄の圧迫をとることができたら、少し動けるようになるのでしょうか?」と先生に聞いてみるが・・・
「交通事故などで脊髄損傷してしまい下半身が動かない人と同じで、腫瘍によって脊髄損傷してしまっているのでそれは難しいだろう」とのこと。
以前整形外科の先生にも聞いたが、症状が出てから数時間以内に対処できないとどうにもならないみたい。
「一度損傷してしまったものは治らないので、分子標的薬で様子をみるしかない」そうだ。
あとは「面会を減らしてほしい」との要請があった。
「新型コロナウィルスの状況などを考えるとゴールデンウィーク明けに感染が広がる可能性があるから」とのこと。
(※4/26現在はまん延防止等重点措置が出されており、エッセンシャルワーカー以外はリモートワークが推奨されている)
これまでは危険な状態のため、特例で毎日面会させてもらっていた。
だけど、現在は症状が安定して退院を目指すフェーズへ移行している。
ということで「面会は週2回くらいを目安にしてもらいたい」とのことだ。
さらに「時間も13:00~16:00までと、通常の面会時間内にしてもらいたい」と・・・
話が終わり、妻とも情報を共有すると。
通常の面会時間だと息子に会えないためショックを受けていた。
「これじゃ体調も良くならないよ・・・」と。
気持ちは分かるけど、コロナは自分たちで解決できる問題じゃない。
だから、今やるべきは退院を早めるため、何ができるかを考えることかもしれないな。
家に帰ったら、またお義母さんに退院について何か言われそうだな・・・と思ったので、家に帰るのが憂鬱。
最近はお義母さんと顔を合わせると心臓がバクバクいうんだよ。
精神的にきてるな・・・
そして帰宅すると案の定、退院について言われる。
「すぐにでも退院させようよ。車椅子とベッドがあれば退院できるんでしょ?」と。
そんな単純な話ではない。
「じゃあ、どうやって車椅子に乗せるのか」
「家の外からベッドへはどうやって移動するのか」
「入浴のことも、訪問看護のことも、通院も必要」
「ベッドだって普通のものじゃなくて、褥瘡があるので病院ではエアマットを使っている」
「3時間おきの体位交換はどうするのか」
「清拭はどうするのか」
「摘便はどうするのか」などなど・・・
「全部を決めないと退院できないんですよ」と言っているのだが・・・
話が全くかみ合わず「とりあえず退院させてあげようよ」で終わってしまう。
「私が介護やるから」なんてことは絶対に言ってくれない・・・
お義母さんには日中、色々と差入れしてもらっていて助かってはいるのだが、相変わらず妻のケアはしていないみたいだし・・・
うーん・・・
義理の息子と、孫と、一緒に生活をして、気を遣うのもわかるし、ツラいのだろう。
これ以上負担をかけるのは申し訳ないけど、もう一歩先を考えてもらえると助かるんだよな。
他人と住むって大変だよね。
私のメンタルもヤバいよ、もう・・・
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