今日は客先で打ち合わせの日。
息子を幼稚園に送って、急いで客先へ向かい、ギリギリ打合せ時間に到着した。
往復で2時間半から3時間かかるため、打ち合わせが終わって帰るころには、幼稚園の迎えの時間になっていた。
妻には、ソファーでゴロゴロできるように、飲み物と軽く菓子パンなどを用意しておいてあげた。
息子を迎えに行ってから帰宅。
自宅で少しでも仕事をしたいが・・・
息子がいて何もできない。
私は小さいながらも会社を経営している。
月初になると、普段の仕事に加えて、請求書など書類作成や、給与計算、出納帳の入力など、やることはとても多い。
その上、夕食の支度もしなければいけないし、息子の面倒も見なければならない。
そろそろ息子を預かり保育に行かせないと、何もできなくなってしまいそうだ。
妻の方は、今日一日、腰の痛みが比較的落ち着いているようだった。
「お風呂にも入れそう」と言うので、着替えを手伝う。
この1ヵ月で、驚くほど痩せていた。
特に便が出なくなってからは、食欲がぜんぜんない。
朝食も、パン半分食べられれば良い方で、副菜などは全く食べない。
昼も夜も、つまむ程度だ。
妻は気にしないように振舞っているが、かなりつらいと思う。
早く何とかしてあげたい。
早く治療を始めて欲しいな。
先日のCTとMRIの検査結果を確認する日だ。
結局、結論は日赤の先生と同じだった。
「子宮体がんが原発で、肺、骨盤、背骨に転移しているのだろう」とのことだ。
当初は、痛みという症状が出ているため「神経に当たっている骨の腫瘍を放射線治療でなんとかする」という話だった。
先生が言うには「子宮体がんが原発の場合は、子宮を摘出した方がいい。」とのことだ。
「だけど現状、腫瘍せいで子宮自体がかなり大きくなっていて、これ以上大きくなってしまうと身体への負担が大きくなって、摘出できなくなってしまう」らしい。
つまり、痛みをとるための放射線治療をやるよりも、子宮の摘出を優先するということだ。
だが「手術は2月16日まで予定がいっぱい」だそうだ。
なので、「それまでは今の状態を我慢しなければいけない」とのこと。
「痛みが我慢できなければ、いつでも入院できるように調整はしておく」とのことだった。
今後の予定は以下の通り。
- 2月8日(月): PET-CTの撮影
- 2月10日(水):PET-CTの検査結果確認
- 2月13日(土):PCR検査
- 2月15日(月):入院
- 2月16日(火):手術
手術までの間に、PET-CTで最終確認をすることになった。
今の状況で、2週間近く我慢できるのだろうか。
だからといって他の病院に行ったとしても、また検査からやり直しだろうし・・・
そもそも通院自体が困難だし・・・
このまま我慢するしかなさそうだ。
妻が、自分のご両親にこれまでの経過と、検査結果を報告したらしい。
電話先で号泣されたそうで、2月7日(日)にご夫婦で見舞いに来てくれることになったようだ。
自分の娘ががんになったなんて聞いたらショックだよな。
夜は、腰がとても痛かったみたいだ。
ベッドで横になるのもツラくて、リビングでずっと座っていたみたい。
痛み止めを飲んでも効かないし、横になると痛みが増すので、座っている方が楽らしい。
先生からは「入院しても良い」と言われているので、妻に入院を促してはみたが・・・
息子と会えなくなってしまうのが嫌みたいで、ギリギリまで入院は伸ばしたいそうだ。
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