昨日は夕方に天気雨が降りました。
息子と公園で遊んだ帰り道、ちょうど車に乗っている時のことです。
息子が「虹に乗ってママが降りてこれるんじゃない?」と言いました。
息子がママの話題を口にすることは、多くありません。
いつもは、ママのことを思い出してほしいので私から
「ママにお線香あげよう」
「ママ(ミニ骨壺)と一緒にお散歩行こう」
「ここはママが元気な時に一緒に来たんだよ」
と、息子に話題を振っています。
息子が意識的に口にしないのかどうかは分かりませんが、昨日は珍しくママのことを口にしました。
息子は、満月が出ると「あ、ママだ」と言ったりすることもあります。
スカイツリーに上ったときは、「もっと高いタワー作れたら、エレベーターでママに会いに行けるかな?」と言っていました。
どうやら、息子はママが高いところに居ると思っているみたいです。
だから、空から虹が地上に降りているのを見て「ママが降りてこれるんじゃない?」と言ったのだと思います。
私は「虹の方に行ってみようか」と言って、虹の方へ車を走らせました。
少しずつ虹に近づきましたが、最後は虹が見えなくなってしまいました。
当然のことですが、ママを見つけることはできませんでした。
私が「虹が見えなくなっちゃったね」と言うと、
息子は「ママに会いたいな、ママと話したいな・・・」と。
妻が亡くなってから、息子は「会いたい」とか「話したい」なんて言ったことはなかった。
私も息子に寂しい気持ちにさせたくなくて、息子の本音を知るのが怖くて、「ママに会いたい?」とか「ママと話したい?」ということは言ったことがありませんでした。
でも、息子は今でも「ママに会いたい」「ママと話したい」と思っているようです。
でも、この願いだけは叶えてあげられないだよな。
まだまだフォローが必要ですね。
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