#152 四十九日が終わって(その2)

雑記

四十九日が終わってからは、まず粉骨をしました。(以下、参考記事)

 

次に、部屋の模様替えもしました。

今回の模様替えの目的は、①手元供養壇の設置、②壁掛け写真の整理です。

 

祭壇の片づけ

まず、四十九日が終わったので、これまで出していた大きな祭壇を片付けました。

そして、粉骨を行ったので、骨壺も小さいものを用意、また、手元供養壇のセットを購入しました。

妻が好きだったウォールナットで出来ているシンプルなもの、デザイン的にもそのままリビングに置いて違和感のないものを選びました。

こんな感じのシンプルなもの

 

リビングにはウォールナット製のテレビボードがありますが、こちらに妻の手元供養壇を置くことにしました。

テレビは壁掛けに変更し、テレビボードの真ん中に妻の写真や骨壺などを置きました。

そして、その周りには妻の好きな大小様々な観葉植物を置き、空いたスペースには息子の写真なども設置しました。

 

写真整理

模様替えの後は、壁掛け写真を整理しました。

我が家では、リビングやトイレ、廊下、寝室などなど・・・色々なところに写真が飾られています。

妻が元気な時に飾ってくれていたものです。

フォトフレームを買い増しして、さらに写真を増やしました。

整理というよりは、これまで収納されていた写真を出して配置変えです。

 

私が妻にしてあげられる供養は、息子に妻のことを覚えていてもらうこと、毎日思い出してあげることかな・・・と思っています。

家のどこに居ても、家族や妻の写真が見えるように整理しました。

 

トイレを出た廊下の壁にはシャッフルプリントをポスターサイズに印刷して飾りました。

このシャッフルプリントは、妻と息子のツーショット写真だけを30枚ほど選んで作りました。

 

息子はトイレに行くたびに、この写真を必ず見てくれるようになりました。

「この写真って、どこに行った時のやつなの?」

「ここって、この間行ったところだよね」

「ここ覚えてる。また行きたいな」

なんて言うこともあり、その度に妻のことを思い出してくれます。

 

正直、このやり方が本当に良いことなのか分かりません。

私は、まだ再婚できない年ではないので、気持ちを切り替えて先に進んだら?子供にも母親必要でしょ?なんて言われることもあります。

でも、息子にとって母親は妻だけだし、息子にとって家族は、私と妻と息子の三人ですからね。

 

ちなみに、私は父子家庭で父と姉と私の三人で生活していました。

父は私が学生の時に再婚。

そのうち子供が生まれ、一つの家族の中にもう一つ家族が出来上がりました。

気づけば私が生まれ育った家は売り払われ、私の部屋がない新しい家が新築されていました。

最初からあったはずの家族は、いつの間にか無くなっていました。

 

この家は、いつまでも息子が帰ってこれる場所にしてあげたいですね。

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