#153 四十九日が終わって(その3)

雑記

四十九日が終わって最後にやったのは妻の遺品整理です。

妻が普段身に着けていて、そのまま残しておきたいものは、そのままにしておこうと思っています。

それ以外は、処分しようかな・・・と整理すると、子供部屋が二部屋がガレージセールになるくらい大量のものが出てきました。

 

そのまま処分してしまうのもアレなので、引き取ってもらえるものは親族に引き取ってもらうことに。

私が妻にプレゼントした衣類やバッグ、アクセサリーなどは、私の姪っ子にあげることにしました。

 

そして、妻の実家に「遺品整理したので、持っていきたいものがあれば、持って行ってください」と連絡しました。

実家に置いたままの妻の遺品も預かりたかったので・・・息子のためにも。

 

妻のお義母さんや姉妹が引き取りに来ましたが、妻の遺品は持ってきてもらえませんでした。

向こうからは実家の遺品に関して何も言及がなかったし、私もあまり話をしたくなかったのでお願いしませんでした。

息子には悪いけど、まあ良いかなと思っています。

 

遺品を引き取りに来た際に、お義母さんから「娘の友達から『訃報のハガキが届いたので線香あげに行っても大丈夫ですか?』って電話があったんだよ」と言われました。

私が妻の友人に通知を出していたからです。(以下、参考記事)

 

誰だろう「ぜひ線香あげに来てほしいと伝えてください」・・・と言おうと思ったのも束の間。

お義母さんから「でも、うち(実家)にもお骨あるからさ、うちにお線香あげに来てもらったんだよ」と言われました。

 

え?・・・と思考停止。

 

この人、何言ってるんだろう。

妻は、あなたの家を出て、私の性を名乗っているし、夫は私。

通知出したのも私だし、私は喪主でもあり、施主でもある・・・何で勝手に決めてるんだろう。

分骨の問題もそうだけど、私の常識がおかしいのでしょうか。

 

しかも、いい年した大人が手ぶらで線香あげに来るわけないのだが、頂いた香典などの話もないし・・・

私は、その友人に何とお礼したら良いのだろう。

もう、どうしたら良いのか分からないし、失礼な人と思われても良いので、その話は聞かなかったことにした。

私は妻の友人が、妻の実家に線香をあげに行ったことを知りません・・・本当にごめんなさい。

 

話を聞いてみると、他にもそんなケースがあるようです。

遺品を引き取りに来てもらってから少しすると、色々な気持ちが込み上げてきました。

私が「妻の遺骨を持っていること」が何だか悪いことのように思えてきました。

そして「妻の遺骨を、妻の実家に渡そう」と思いました。

 

ちょうど、私の実の姉から連絡があったため、「妻の遺骨を実家に渡し、離縁届を出そうと思っている」ことを伝えた。

 

だけど姉から、

そんな理由で遺骨を渡していいのか?

お前の看病があったから妻が頑張れたんじゃないのか?

妻は息子のそばに居たいんじゃないのか?

家に居たいんじゃないのか?

・・・と色々言われて踏みとどまった。

 

本当のところは、どうなんだろう。

聞けるのなら妻に直接聞いてみたいな。

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