#149 四十九日までの過ごし方(その1)

雑記

妻の火葬が終わり・・・

妻の葬儀、火葬が終わると、リビングで寝ていた妻が骨壺に代わりました。

すると、妻が居なくなってしまった実感が一気に湧いてきました。

火葬するまでは、妻の遺体が近くにあるので、そこに居る感じがありました。

当然息はしていないし、しゃべることもない。

だけど、近くに居る感じはあるんです。

火葬が終わって、骨壺に代わってしまったら、急に居なくなった感じになってしまいました。

 

ちなみに、妻のお骨を入れている骨壺はシンプルなものです。

妻の場合は、まだ若く火葬しても骨がしっかりと残りやすいので「お年寄りの方から比べると一回り大きいもの」とのことでした。

こんな感じの骨壺

そしてお墓に安置する予定はありません。

自宅で管理する場合は「カビに注意しなければならない」とのことです。

閉め切りであるため、湿気がこもりカビが生えてしまうそうです。

 

まだ残暑が酷くジメジメしているので心配になってきました。

そこでネットで情報を調べるとシリカゲルを使うと良いとのことです。

ちなみにシリカゲルにはA型とB型があり、A型はお菓子に入っている吸水性のあるもの、B型は吸水+放出効果もあるとのことでした。

放出されるのは良くないのでA型のシリカゲルを購入。

シリカゲルを骨壺にいれて、蓋をビニールテープで密閉しました。

とりあえず、当面これでカビの心配はないでしょう。

 

四十九日までの過ごし方

四十九日までは、故人の魂がこの世に残っていると言われていますね。

 

だから息子には「ママは死んで透明になったんだよ」と教えました。

「生きているときは歩けなかったから、ずっとベッドにいたよね」

「だけど、透明になって空を飛べるようになったんだよ」って。

 

すると、息子はお出かけするときに「ママ行くよー」と声をかけ

車の後部座席の誰も座っていないシートのシートベルトを締めます。

ママの分だそうです。

息子は「もう車椅子に乗ってないから、シートに座れるよね。ママはここに座ってね。これで一緒にお出かけできるねっ」とママの魂を一緒に連れて行ってくれました。

幼稚園に行くときも、公園に行くときも、買い物に行くときも・・・

 

外食したときはテイクアウトで妻にお土産を買ったり、お店で小皿に妻の分を少し取り分けて隣の席に置いてみたり、「僕のもママにわけてあげる」なんて言いながら楽しんで食事をしていました。

そして、家に帰ってくると、線香を立てて「ママおかえりー」って。

ほんと心の優しい子なんです。

誰に似たのか笑

 

今日のところはここまで、続きは次回にさせていただきます。

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