今日も発熱です。
39.0度あります。
いつものようにカロナールを飲んでもらい、氷枕や保冷剤で身体を冷やす。
朝食はオレンジジュースのみ。
だけど、相当ダルいらしく「サッパリしたい」と言って2本飲んだ。
お昼は鳥の唐揚げを作った。
妻は2個食べることができた。
食後は、これまで大量にストックした牛乳パックやアイスの棒、ピルクルの容器などの廃材で、息子と一緒に工作遊び。
日中は、妻がだるいので、妻の近くで見守りながら、ずっと遊んだ。
今日の夜は、「ペーパーハウスInコリア」を見た。
ドラマを見た後、明日の通院について妻と話した。
妻は、抗がん剤治療をするかで悩んでいました。
「やりたい気持ちはある」
だけど、抗がん剤治療前の状態まで体調が戻っていないから、このまま続けたら「どんどん苦しくなるだけなんじゃないか」と不安なようです。
やはり、一番のネックは、食欲不振も、倦怠感も完全に治っていないということです。
なんて声をかけてあげたらよいのか・・・
気の利いたことを言ってあげることができない。
とりあえず「決断するのも苦しいかもしれないけど、無理してやる必要ないし、やりたいようにやっていいからね」と言うことしかできなかった。
今朝も熱があった。
今日は38.5度。
朝食は今日もオレンジジュースのみです。
午前中は訪問看護師さんが来て、2クール目の抗がん剤治療について話をしました。
訪問看護師さんは「あまり勧められない」とのこと。
先生から2クール目の抗がん剤治療について話しをされてから、もう2週間経ちます。
だけど、まだ結論はでていません。
この2週間で、妻が「やってみようかな」という気持ちになっている点では、変化はあったけど・・・
決め手がない。
副作用は収まらないし、2回目の抗がん剤治療で副作用がでない保証はないから・・・
今日は通院予定なので、お昼を食べてから病院へ向かった。
先生にも抗がん剤治療については「まだ悩んでいる」旨を伝えた。
一番のネックは生活の質が下がること。
前回から1ヵ月経って、生活の質が悪化したまま戻っていないこと。
すると先生から提案が。
「前回は抗がん剤を2つと免疫チェックポイント阻害薬を点滴したが、このうち、副作用が強いと考えられる抗がん剤を止めて、抗がん剤一つでやる方法でどうですか?」とのことだ。
「これなら副作用も少ないことが期待できるし、奥さんの『チャレンジしたい』という気持ちにも応えられると思います」とのこと。
妻は先生の提案で安心できたらしく。
提案してくれた方法で抗がん剤治療することを決めた。
予定としては、明後日の水曜日から入院。
水曜日、木曜日の二日間で輸血を行い、金曜日は3回目の輸血のための予備日。
そして、土曜日に抗がん剤を点滴して、順調にいけば月曜日に退院となります。
入院したくないという妻の気持ちにも配慮してくれて、最短のスケジュールで組んでくれました。
診察が終わった後は、入院の手続きをして帰宅した。
夜は、はま寿司でお寿司を買って食べた。
妻は4貫だけ食べることができました。
あとは食後のデザートにコーヒーゼリーを3口くらい。
夕食後はダルさが出てきたようで、ずっと横になって休んでいました。
妻はずっと寝ているのか、目を閉じているだけなのか・・・よく分からない感じ。
今日は少し苦しそうなので、声をかけずにそっとしておいた。
息子が寝付いた後も、苦しそうだった。
息子も寝てるし苦しそうなので、テレビのボリュームを下げてあげた。
すると寝室からお義母さんの電話の声が聞こえる・・・
声が大きいので、いつも電話の声が聞こえているのだが、今日はこれまでにないくらいハイテンションで大きな声だった。
リビングまで会話が丸聞こえ。
妻の入院中に実家に帰り、どこかに出かける話をしている。
楽しみなのは分かるけど、あなたの娘はダルくて横になっていて、入院の不安でいっぱいなんですよ。
さっきまで自分の娘の状況を見ていたでしょう。
その会話、今しなきゃいけない話じゃないでしょう。
もう少し小さな声で話ができないかな・・・
妻にはちょっと耳障りかもしれないけど、テレビのボリュームを大きくした。
なんかもうイライラするし、なんかすごく悔しかった・・・
話は変わりますが、私は父子家庭で育って、父親はほぼ水商売みたいな仕事でした。
子供のころから家に人なんかいないし、夜中の3時4時まで遊んで帰っても何も言われない。誰も家に居ないから・・・
だけど普通の家庭って、こんなだろうな、母親ってこんな感じなのかな・・・というイメージは持っていた。
妻の母親を見ていて、私が持っていた普通の母親像とかけ離れ過ぎていて・・・
なんだろう、なんか凄く悔しかったんですよね。。。
それでいて自分の都合で母親感を出してくるし・・・
私の理想が高過ぎなのかもしれません。
現実ってこんな感じなのかな。
夜10時位になると、妻のダルさが落ち着いたみたいで少し元気が出てきたとのこと。
キンキンに冷えたオロナミンCを飲んで「ペーパーハウスinコリア」を見た。
見ながら抗がん剤治療の話をしていたが、かなり不安は残っているようだった。
先生に「副作用はでにくい」と言われたものの、どれくらい副作用がでるのかが分からないから。
とりあえず「不安かもしれないけど、毎日面会に行くから頑張ろうね」と励ました。
ちなみに、今回の入院から、面会が可能になった。
予約制で2時から4時の間で15分間だけ。
感染症対策として、予約制にして面会者がかぶらないように調整しているみたいです。
残念ながら子供はNGとのことだ。
息子の面会はガマンしてもらうしかないですね。
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