今朝も「便のトラブルがー」と妻からのメッセージ。
先週は全然出てなかったし、昨日あんなに出たのに・・・(以下、参考記事)
下剤の調整は難航しているみたいだ。
退院したら、簡単にお風呂入れるわけでもないし、どうなるんだろうか・・・
トラブルが発生すると、仙骨付近にできている褥瘡もキレイにケアしなければいけないらしい。
看護師さんに色々教わらないといけないなあ。
今日は、医療ソーシャルワーカーさんや先生と話す予定になっている。
15:30くらいに一人で病院へ。
医療ソーシャルワーカー、略してMSWというらしい。
退院するための準備やサポートをしてくれる人。
退院後も、相談などにのってくれるみたいだ。
先生からは前回「面会を週2回、13:00~16:00の間で・・・」という話を聞いていた。(以下、参考記事)
しかし、方針が変わったようで。
先生が言うには「コロナの状況を踏まえて自治体から病床数を増やしてほしいと要請がある」とのこと。
妻が入院中の病棟は「すべてコロナ病床になる」らしい。
よって妻は「産婦人科に引き受けてもらう」とのことだ。
また「病院として面会も全面禁止ということになった」と言われ。
さらに「病棟が変わると、個室料金も高くなるので、早い退院を目指した方がいいだろう」と・・・
つづいて医療ソーシャルワーカーさんからのお話。
「今病院で使っているような設備をレンタルすると、月に4万から5万円かかる」
「訪問入浴が一回1万2千円」
「訪問看護はある程度の頻度になると思うので、高額療養費には到達するだろう」
「通院は月に1~2回、移動は福祉タクシーで往復8,000-9,000円くらいになるのではないか」とのこと。
ちなみに「奥様の場合は介護保険が使えないから、介護用品レンタルや入浴は全て自費になる」と。
具体的に必要な介護用品については後でリストにしてくれるらしい。
だけど1ヵ月に訪問看護がどれくらい必要なのか不明だし、車椅子に関しても何もなく、車椅子に移乗するため介護リフトも検討していたが、その点もなし・・・まだまだ確認することは多そうだ。
今日の話からざっくり月にいくら位かかるのか概算すると・・・
- 介護用品:40,000-50,000円
- 訪問看護:80,100円+α(4か月目以降は44,400円、通院医療費も含む)
- 訪問入浴:144,000円(週3回の場合)
- 通院移動:16,000ー18,000円
- その他:介護リフトや他に必要なものがあれば・・・
月244,400円~といったところ。
妻の介護と子育てを考えると、正直なところ仕事はほとんどできないだろう。
住宅ローンもあるし、これはかなり厳しい戦いになりそうだ。
介護保険が使えれば、介護用品・入浴・移動は1割負担らしいのだが、妻は38歳なので自費である。
最後に私の方から「障害者総合支援法のサービスを受けたいんだが・・・」という話をした。
医療ソーシャルワーカーさんは「障害者手帳を発行してもらう必要があって、それには数か月要するから使いづらいんです・・・」と言われる。
むむむっ。
時間かかるなら、まずそれを最優先で準備しなきゃいけないと思うんだが・・・
とりあえず今日の打合せでは、退院後の様子が完全には見えてこなかったので、ゴールデンウィーク明けにでも市役所の福祉課に相談にいってみよう。
こんなことなら、もっと早く行っておくべきだったかも。
あとはディーラーに福祉車両の見積もりをお願いしようと思っている。
話が終わった後は、病院を出て息子を迎えに行き、妻の病室へ。
妻とも今日の話を共有していつものように過ごしてバイバイした。
さすがにお金の話は、まだできなかった。
帰ってから「また便のトラブル発生ー」とメッセージが・・・
下剤の調整厳しいな・・・
これからの日記に出てくると思いますが、妻のように麻痺などで身体が動かない、介護保険が使えないといった場合、障害者手帳をもらうと様々なサービスが受けられます。
市役所に相談すると、市の生活支援事業によって訪問入浴は9割補助してもらえます。(これは障害者手帳は関係なく、医師の意見書だけでもOKだったと記憶しています)
介護用品のレンタルへの補助はありませんが、購入する場合は補助がでます。(上限あり)
福祉タクシーのチケットももらえます。(上限あり)
重度心身障害者医療費助成制度というものがあり、医療費の自己負担分を助成してもらえます。(高額療養費については医療保険から還付をうける)
なので重度の障害者であれば医療費は実質無料です。(数ヵ月から1年くらいは立替する必要があるので、現金は必要です)
身体障害者と認定されるような症状が出て、症状が固定されて回復の見込みがないのであれば、まず最初に市役所の福祉課などに相談に行き、障害者手帳の交付を受けるための診断書の依頼を病院にお願いすると良いと思います。
私の場合、病院側からそういったアドバイスはなかったので、全て自分で調べて話を進めていきました。
病院側に詳しい人がいれば別なんでしょうけど・・・
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